中島広美 一版多色刷り 銅版画 Bruit d’eau |水の音 1|50

・本品は、一版多色刷り銅版画家のHiromi/中島広美が1999年に制作した銅版画「Bruit d’eau(水の音)」で、総刷数50枚のうちの初刷り画です。 ・一版多色刷り銅版画は、イギリス人のStanley William Hayter（スタンレイ・ウィリアム・ヘイター）が発案した特殊技法の銅版画で、1972年よりパリを制作拠点とし、ヘイター法を確立。　ヘイターが1988年に逝去後に、その弟子達が一版多色刷り銅版画の技術を現在まで受け継いでいる。 ・中島広美/Hiromiは、山梨県出身で、ファッション・デザイナーとして渡仏後に、一版多色刷り銅版画に出会い、版画家に転身した異色経歴を持つ。　一版多色刷り銅版画の技法を習得し、制作活動歴が30数年を数え、フランスで研鑽を積み、その間に、1997年にはポーランドの世界的に有名なクラコフ版画ビエンナーレに入賞など海外で活躍する。 ・本品の概要は、次のとおりだが、一版多色刷り銅版画の素晴らしさを感じられる作品で、光と影、透明感のあるグラデーション効果から躍動感と色彩のハ－モニーが表現されている。　50版刷りの1刷り目の作品は中々手に入り難く貴重。 　品名等 : 銅版画「Bruit d’eau(水の音)」 　　　　　1/50版刷り 　寸法等 : 版画/横幅38.5 cm、縦幅29 cm 　　　　　額縁/横幅71.5 cm、縦幅56.5 cm 　版画等 : 版画は、エメラルドグリーンの濃淡 　　　　　背景に三人のダンサーシルエットの 　　　　　ダークグレーと白色ラインが重なり 　　　　　動きを表現。 　　　　　額縁は、経年装飾加工した金属枠。 　　　　　額装部分が広く、版画が映える。 　　　　　透明板ガラスがはめ込まれている。 　作者等 : 中島広美/Hiromi 　制作年 : 1999年 　補足等 : 版画余白には、1/50、作品名、 　　　　　作者名の自筆記載あり。 　　　　　吊下げ金具と収納紙箱が付属する。 　　 ・本品は、イギリスの所蔵家から譲り受けたものです。　日焼けもなく、額装含めて全体の状態が良いものの、制作後25年を経過していることを勘案し価格設定した。　これらをご理解いただける方のみお買い求めください。 ・送料は、出品者の負担とし、メルカリ宅急便で送付します。 #銅版画 #中島広美