全4巻 2巻に軽度の痛みあります。 ■1971年（昭和46年）、手塚治虫先生率いるアニメ制作会社、 虫プロダクションによりテレビアニメ化された 藤川桂介、すずき真弓先生原作による、 小学館・週刊少女コミック連載「さすらいの太陽」の復刻版になります。 昭和29年4月12日、同じ病院で二人の赤ちゃんが生まれた。 一人は大財閥の令嬢、香田美紀。 もう一人は下町の貧しい屋台のおでん屋の娘、峰のぞみ。 だが、看護婦である野原道子の手により、二人はすり替えられてしまう…。 成長し令嬢となった美紀は、貧しいのぞみをいじめるが、 二人は歌手になりたいという同じ夢を抱いていた・・・。 やがて美紀は親の財力により、芸能界デビューを果たす。 一方の、のぞみは「流し」の歌手として デビューを夢見て、下積み生活を続けるのだった・・・。 ひとりの女の気まぐれにより、運命を翻弄される二人。 後の大映ドラマのルーツがこの作品にあるのかも知れない・・・。 制作スタッフには、この後「機動戦士ガンダム」を手掛ける 富野由悠季、安彦良和先生らもご参加。今では再現不可能な才能が結集した一作。 ティーンコミックスデラックス版全4巻を復刻。