キリッと端正な白磁。 猪口というものはサイズがとても好きで ころんと掌に収まるし 酒が尽きたらくるんくるん回してしまう。 日本酒もいい。 焼酎に氷を浮かべて カランコロンと鳴らすのも耳から美味い。 寒くなってきたら湯割りにして 飲み疲れたら白湯で小休止。 いそいそと準備して蕎麦に合わせてもいいし ちょこんと肴を盛るのもいいですね。 古伊万里の白磁猪口はついつい増えてしまって サイズやフォルム、色の雰囲気も少しずつ違って 今回は三客ありますが、こちらは中庸など真ん中の白 高さも小ぶりで、口が僅かにふにゃんとしています。 ついつい増えるこの猪口は 割れやカケも自分は受け入れやすく そのうち継いでもらおうかなぁ…と考えながら飲んだり 白磁なので金継ぎはもちろん、銀や錫もいいし 漆だけでもいいよなぁとかとか妄想膨らみます。 今回の猪口は外見はほぼ無疵 見込みに少し…金魚でも描いてもらったら楽しいかも このままでもまったく差し支えないあたり。 高台も十分すぎる様子。 和にも洋にも合わせられる器 どうぞお楽しみください。 口径72mmくらい 高さ58mmほど ＊最後の写真は並べた様子を撮ったもので ＊本出品は１枚目にある一客となります