デジタル出力とワイヤレス伝送が今や標準のオーディオ界。私の所有するJBLをそのまま縮小した外観のJBL4305P。ついにJBLも重い腰を上げ市場に参入「スマホだけで高音質再生できます」といううたい文句が気になり、本当かどうか確かめたくてついつい買ってしまいました。いろいろな接続方法でこの2週間アルバム50枚以上試聴しましたが、時代が確実に変わっていることを実感。メインで使用中の20年前のJBLはウーファが30㎝径、4305Pは13㎝径なので、さすがに低音の迫力には差があるものの、中高音の音質や解像度、定位感の差がほとんど無いことに愕然としてしまい、30年来のオーディオマニアとしてのプライドを保つべく、メインスピーカーの買い替えを決意。購入資金の足しにするため、本当はコレクションに加えるつもりだった買ったばかりのこの4305Pを売却したいと。 いろいろ試してみて、手持ちのウォークマンNW-WM1AM2から4.4ｍｍバランスケーブルを6.3ｍｍフォンケーブルに変換してアナログ接続した時に一番素晴らしい音が出てきます。一辺1ｍの正三角形のニアフィールドで試聴すると小音量でも驚きの定位と分離感が得られます。ウォークマンNW-WM1AM2やNW-ZX707などバランス出力可能なDAPをお持ちの方ぜひともご検討ください。 購入してまだ2週間、エージングが進めば更なる高音質が期待できますが、まだ50時間程度で申し訳ない。当然傷などはありません。不具合もありません。外箱や付属品等の欠品もありません。有線無線すべての接続を試しましたが全く問題ありませんでしたが、念のため保証書もそのままお付けします。 スマホからブルートゥースで出力してみましたが、もちろんそこそこの音は出ますが、さすがに音の厚みが不足しますので、宝の持ち腐れお勧めできません。これだけ多彩な接続が可能なのに、本来ならテレビのリモコンひとつで電源や音量の操作ができるHDMI端子がついていないためホームシアターには不向きですが、アマプラ映画の臨場感には驚いてしまいます。新品の4.4㎜と6.3㎜のバランス接続用無酸素銅変換ケーブルをお付けします（高級品）。6.3㎜の延長フォンケーブルもお付けしますが、フォンケーブルは元々音質に影響されにくいのでこれは安物です。