口径　25cm 高さ　12cm 能の元となった「相生（あいおい）の松」という伝説に出てくる、「おじいさん」と「おばあさん」の姿をした松の木の精を表わしている昔々のお話の絵図が描かれています。 松は、古来、神が宿る木とされ、常緑なところから長寿のめでたさを表します。また、雌雄の別があり、夫婦を連想させます。 「相生の松」とは、黒松（雄松）と赤松（雌松）が1つの根から生え出た松のことで、格別の神木とされ、縁結びや夫婦和合、長寿の象徴として尊ばれ、 「相生の松」 は、実際に日本各地に点在し、特に兵庫県の高砂神社のその中でも有名です。 尉（じょう＝おじいさん）が持つ熊手には「福をかき集める（財運）」、姥（うば＝おばあさん）が持つ箒（ほうき）には「邪気を払う（魔除け）」の意味があり、これは「夫婦ともに助け合い、夫が福（財）を集め、妻が家庭を守り整える」の意味につながるそうです。 縁起の佳い、松の精霊のほのぼのとした雰囲気が可愛らしい器です。 全体として傷カケのない良好な状態です。 時代を経たもの、また手仕事ならではの味わいとしてご理解いただける方にお選びいただけましたら幸いです。 よろしくお願いいたします。 最後になりますが 商品説明の転用および画像のコピー、他サイトへの転載はご遠慮ください。